私共が最も重視するのは「光の入り方、風の通り方」です。健康的で居心地の良い住まいにはたっぷりと日の光が家中に差し込むことが必須です。
都心部では「プライバシーの確保」「防犯に対する対策」も重要です。
建物がその敷地に馴染み、以前からそこにあったように廻りの環境にうまく溶込んでいることを目指します。
住む人の個性に合わせたミニマル（必要最小限）ですっきりとしたデザインの家が特徴です。
開口部が大きい家は一日中明るく、庇の出の深い家は夏の日差しを遮り、冬の日を入れることが可能です。
シンプルで合理的な形の家は構造的にも安心、安全で美しい家となります。
都心部では屋上利用、屋上緑化により建物を有効利用し、温暖化の防止にも努めます。
主に内外の壁、室内の床や建具をよく吟味してご提案致します。自然素材、健康材料はもとより、愛着のもてる《長く大切に使っていただけること》、経年変化の楽しめる《年月がたっても輝き続けるもの》を熟練した職人のクラフトマンシップによってお届けしております。
可能な限り、自然素材による、気持ちのよい住まいを心がけております。
空間のデザインを単に内装のデザインとは捉えておりません。
空間のデザインコンセプトは木造SE構法により実現します。
- 変化する家族構成に対応出来るように構造体のスケルトン（構造躯体）とインフィル（内装・設備）のインフィルを分離できるようにします。
- 家族の集まるリビングダイニングはSE構法により大空間が可能となります。
- 構造計算に裏付けられた安心、安全の住まいとします。
- ミニマル・シンプル・モダンをキーワードに経済的で無駄のないデザインとします。
SE構法
SE構法は木のやすらぎと鉄骨の強さを併せ持つ木骨ラーメン構造です。今までの在来木造では不可能であった大空間や大開口を実現します。また、その優れた強度により木造３階建て住宅も安心して建てることが出来ます。
次世代省エネ基準対応の断熱材を標準装備とし、室内環境の負荷を可能な限り抑え、ECOな住まいとします。
その上で、過度に空調設備などに頼るのではなく採光、採熱、通風を十分考慮します。
特に３階建ての住まいに多い、１階と３階の室内の温度差の解消のために、パッシブソーラーシステムも利用します。
また、冬の季節の楽しみとして、薪ストーブをお薦めしております。室内を暖めること以外に美しく燃える炎、薪の燃える音やにおいは家族暖らんのひとときと癒しを与えてくれます。
「そよ風」の空気の流れ（画像クリックで拡大）
「家庭」という字は「家」と「庭」で成立っております。
敷地内の家の廻りは出来るだけ多くの植栽を配し、四季の移ろい、風の音、雨の音を感じるようにします。庭に植えた樹木は夏は木陰をつくり、冬は葉が落ち、日を入れるようにします。
樹木の成長に合わせて、ガ−デニングの素材も経年優化する味わいのあるものを使用します。
これからは、都市部ではより自然と一体になった家づくりが美しく、輝きを増すことになります。
